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今回は、ちょっとマニアックな野球マンガをご紹介します。
『緑山高校』です。
この作品のお得な楽しみ方 ✔︎アニメを観てからマンガを全巻読むのがおすすめ ✔︎アニメは、dアニメストアの初月無料体験を利用すると、無料で観ることができます※記事を書いたときの情報で、配信期限があったりしますので一応調べてね。 ✔︎マンガは、AmazonのKindle Unlimitedの読み放題対象として1〜10巻 15〜20巻がエントリーされています。 Kindle Unlimitedの30日間の無料体験を利用するとお得に楽しめますよ。
この作品に出会ったきっかけはアニメからでした。
今までにない衝撃的に面白い野球アニメだったので、それから原作のマンガを全巻買い揃えた思い出の作品です。
昔、アニメ大好きという番組があって、そこで緑山高校が放映されていたんですね。
王道の野球マンガとは違って、腹を抱えて笑った初めての野球マンガです。
『緑山高校』は全20巻で、甲子園予選からスタートして、大きく分けると甲子園編、アメリカ遠征編、そして緑山高校内のバトルで幕を閉じます。
昔からいろんな野球マンガを読んできた私ですが、涙が出るほど笑ってしまった野球マンガは、『わたるがぴゅん』と『緑山高校』だけですね。
野球マンガの醍醐味は、豪速球投手が三振を取りまくるところです。
この作品は、その豪速球が過去マンガ歴最高に速いというのが特徴で、ネタバレすると200キロという次元が違う世界感になっています。
今回は【緑山高校】の漫画を読んだレビューと、当時衝撃的なアニメを観たときのレビューを書いてみたいと思います。
【緑山高校】主人公の二階堂がとにかく規格外すぎる
『緑山高校』の主人公は、二階堂定春という背丈2mもある大型のピッチャーです。
結論をいうと、こやつがとんでもない規格外なんです。
投げては時速200キロの豪速球で三振しか取らない。
売っては三振かホームランどっちかしかない。
ホームランもピンポン球のように飛んでいく。
この作品は、試合運びも意外性だらけで、とにかく面白い。
漫画とアニメとのそれぞれの見どころはあとで解説しますが、緑山高校を存分に楽しむなら、まずアニメの甲子園編を先に観ることをおすすめします。
【緑山高校】漫画を読んだレビュー
私が中学生当時、何よりもハマったのが、三振を取る爽快感です。
野球マンガの常識を覆す、キャスティング。
主人公の二階堂がバケモノすぎて、他のメンバーの実力の影が薄いのですが、キャプテンの花岡やキャッチャーの犬島は、子供の頃からエースで4番の実力の持ち主。
二階堂が凄すぎてインパクトが小さいのですが、要所要所で良い活躍をするのも見どころです。
さて漫画のレビューにうつりますと
何が凄いかというと、まず二階堂の真骨頂である豪速球の威力です。
南国の怪力バッターも、西郷隆盛ばりの風貌でバケモノみたいな奴が出てきますが、そのバケモノバッターの骨を追ってしまう。
さらにアメリカ遠征編にまで進むと、豪速球は200キロまで到達していて、新幹線ボールと呼ばれるようになり、パワーも増してきます。
アメリカにもバケモノが登場して、熊に育てられたというもはや人間とは思えない怪力バッターが出てきますが、豪速球で三振をとり、しかも身体中の傷から血を吹き出させて倒してしまうという、もうわけがわからない野球マンガになっています。
見どころを大きく分けると3つになり、
- 甲子園編
- アメリカ遠征編
- 緑山高校分裂バトル編
この3部門に分かれたストーリー展開になっています。
話は甲子園予選からスタートします。
緑山高校は、新設されたばかりの野球部のため、全員が1年生。
そのチームがどんどこ快進撃をするんですが、見ていて気持ちいいんです。
当時私は、野球部でしたから、野球マンガはほとんど網羅していたんですが、この作品だけは異例でした。
タッチ、やったろうじゃん、キャプテン、正統派の野球マンガ路線の作品を好んで読んでいた私にとっては、脳天が揺さぶられる衝撃的な作品でした。
あんまりストーリーを深掘りしてお伝えするのはやめておきたいですね。
何より【緑山高校】のこの衝撃を味わってもらいたいからです。
とにかく、この二階堂の豪快さが作品の面白さの重要なファクターとなっていることは間違いありません。
ここはアニメ化になっていないようですので、マンガでしか見ることはできないです。
このアメリカ遠征編が、もうめちゃくちゃ感がエスカレートしているんです。
しかも、当時ビックリさせられたのが、熊に育てられた怪物との対決という発想。
もう野球マンガを超えて、死を賭けた闘いのステージに変わっているんです。
特にこのアメリカ遠征編に関しては、目のみえない二刀流の投手というキャラがバケモノじみたストーリーから野球マンガにとどめてくれるという良い役割を演じています。
それだけ、二階堂のバケモノ成長率がやばすぎて、野球マンガの枠におさまらない状況になっているんです。
この最後のステージがまた楽しめる設定になっています。
緑山高校は、二階堂あっての実力という評価を覆す戦いを見せてくれます。
アメリカ遠征編で熊に育てられた怪物を血だらけで倒した二階堂の豪速球を、緑山高校のメンバーが打ち返すというとんでもない展開に入っていく。
やっぱりみんな凄いやつらだったんです。
作品の中では、控えめに見えてしまっていた二階堂のチームメイトの意外な実力。
漫画だからこそ楽しめる緑山高校ですので、全巻制覇することをおすすめします。
【緑山高校】アニメを観たレビュー
私がおすすめするのは、マンガよりも先にアニメを観ることです。
緑山高校の面白さを数倍にしてくれている名作だと私は思っていて、二階堂の声優がこれまたピッタリハマっているんです。
正直な感想ですが、演出がうまいと思います。
原作以上に魅力を引き出している名演出という点も、この作品の見どころです。
このアニメですが、見どころとなっているのは次の3つです。
- 一度聴くと耳から離れないキャッチーな主題歌
- 二階堂の魅力を倍増する有名声優
- アニメだからこそ凄みが増す二階堂の豪速球
まず主題歌を聴くとわかってもらえると思います。
この主題歌は、隠れた名曲でして一度聴くと耳から離れない中毒性があるんです。
二階堂の魅力を倍増しているのがその声です。
声優がピッタリハマっているんですが、その声優はなんとあの千葉繁氏。
子供の頃から馴染みのある声。
みなさんも声を聞くとすぐわかると思います。
代表作は盛りだくさんですが、私の世代で有名な作品は、
- 北斗の拳のナレーション
- ONE PIECEのバギー
- 天才バカボンのレレレのおじさん
- ハイスクール!奇面組の一堂零
- タッチの南の愛犬パンチ
- ドラゴンボールのピラフ、ラディッツ
この経歴を観ると一目瞭然です。
あぁ!!!あの!
て思いますよね?
脇役なのに個性が強すぎるキャラばかり。
この主人公以上を超えてくる声優、千葉繁。
そのレジェンドが主人公を担うと、凄い作品にならないはずはないんですよね。
この凄さは、文字では表現できません!
この投球フォームなら、200キロ出るでしょ!
豪速球投手を目指すなら、この投球フォームは理にかなってる。
それくらい力強い投球フォームなんです。
この奇跡的な投球フォームを見事に動画で表現し尽くしたアニメーターの人に、称賛を贈りたいです。
マンガの場合、動きがない分、漫画では伝えきれない力強さが溢れ出ているんです。
無料で視聴できるサービスを利用して、隠れ名作『緑山高校』の面白さにハマって頂き、原作である漫画を大人買いするのもありですよ。
私は、冒頭でもお伝えした通り、アニメを観てからマンガを読む方がおすすめです。
dアニメストアは、初月無料で視聴できるのですが、『緑山高校』だけに限らず作品ごとに配信期限がある場合が多いので、あくまで参考にリンクだけ貼っておきます。
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/tp_pc
調べると今なら『緑山高校』も見放題の対象になっているようですね。
私の楽しみ方は、アニメを観てからのマンガです。
どちらも面白い作品であることに間違いはないですので、正月休みに触れる作品として参考にご紹介させていただきました。
この作品のお得な楽しみ方 ✔︎アニメを観てからマンガを全巻読むのがおすすめ ✔︎アニメは、dアニメストアの初月無料体験を利用すると、無料で観ることができます※記事を書いたときの情報で、配信期限があったりしますので一応調べてね。 ✔︎マンガは、AmazonのKindle Unlimitedの読み放題対象として1〜10巻 15〜20巻がエントリーされています。 Kindle Unlimitedの30日間の無料体験を利用するとお得に楽しめますよ。
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