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あだち充の最高傑作マンガ【ラフ】を読んだ感想【実写映画の無料あり】

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今回は、あだち充作品の中で一番大好きな作品をご紹介します。

『ラフ』です。

この作品のお得な楽しみ方
✔︎このマンガはAmazonで大人買いするのがおすすめ
 読んで損なしの最高傑作です
 子供にも読ませたい名作です
✔︎実写版の映画は、賛否両論あります
 私はマンガが完璧すぎておすすめしませんが、U-NEXT31日間の無料トライアルを利用すると、無料で観ることができます※記事を書いたときの情報で、配信期限があったりしますので一応調べてね。

この作品に出会ったきっかけは、あだち充作品の『タッチ』でした。

野球マンガ好きでしたから、『タッチ』は必読のマンガ。それからあだち充作品にハマっていった流れで、このマンガを全巻買いそろえた思い出の作品です。

私は、あだち充作品の中でも、この『ラフ』が最高傑作だと思っていて、今でも読むと心の中で熱いものが込み上げてくるくらい、何度読んでも読み飽きません。

いやむしろ、涙腺が緩くなった今読むと必ず号泣してしまいます。

このマンガを読むと、思わず水泳を始めたくなるのも不思議なところです。

『ラフ』は全12巻で、主人公である大和圭介と二ノ宮亜美の意外な関係性、この設定がラストまでこの作品を最高傑作にさせるべく欠かせない要素になっているんです。

昔からいろんなマンガを読んできた私ですが、一気に心の中が丸ごと青春時代に戻れる作品はこれだけですね。

あだち充作品の醍醐味は、ストーリーの独特の間と、出演者たちが人にあからさまに見せることのない優しさを表現するところです。

この作品は、あだち充作品の中で、ファンの中でも最高傑作の評価が一番多いことからも、各キャラクターの見せ方が他の作品と次元が違う内容になっています。

今回は【ラフ】の漫画を読んだレビューと、賛否両論のある実写版の映画を観たときのレビューを書いてみたいと思います。

【ラフ】主人公の二ノ宮亜美がとにかく可愛いすぎる

『ラフ』の主人公は、大和圭介と二ノ宮亜美この2人です。

結論をいうと、二ノ宮亜美が可愛いすぎる。

この作品のおかげで、ショートカットの女の子を好きなるようになってしまったくらい影響を受けてしまいました。

あだち充作品で好きなところの一つが、心のかっこよさ、心の可愛さという表現が天才的にうまいところです。

こんな女の子と付き合いたいと思う男子は絶対多かったはず。

見た目がかわいくて、心もかわいいとなると完璧すぎて、理想が高くなりすぎて現実世界での恋愛が消極的になってしまったという人も多いと思います。

あだち充作品のファンの人は、男女問わずこの恋愛消極的化の魔術にかかってしまうという経験があるはずです。

【ラフ】漫画を読んだレビュー

私がこの作品で、何よりもハマったのが水泳の魅力です。

マンガを読むとなんでも影響を受けやすい私ですが、この作品読み終えると泳ぎたくなるのが不思議です。

主人公の大和圭介の成長するスピード感と、その努力を感じさせないクールさがこの大和圭介の魅力を引き出しています。

さて漫画のレビューにうつりますと

この作品の何が凄いかというと、まず1話1話の完成度の高さです。

1話1話の完成度の高い作品といえば、『マスターキートン(浦沢直樹作品)』が脳裏に浮かびますが、それを凌ぐくらい神がかり的な表現力で1話1話心を鷲づかみにしてくれます。

人が持つべき本当の優しさとはこうあるべきというメッセージだと私は受け取っていて、子供にも読ませたい作品なんです。

この作品の至る所で表現されている、いろんな人たちの優しさが胸に突き刺さる回数がお多いからこそ、最高傑作と言われているのではと思います。

私がおすすめするこの作品の見どころは3つあります。

  • 二ノ宮亜美に魅せられた男たちの心の変化
  • 意外にかっこいい大和圭介の父
  • 恋のライバル中西弘樹の変貌

この3つをぜひ意識して読んでほしいです。

二ノ宮亜美に魅せられた男たちの心の変化

みんなが二ノ宮亜美を好きだったのに、次第に大和圭介を応援するように変化していく様がこれまた心に染み入る場面になっていたりします。

あんまりネタバレはしないように説明したいのですが、この作品が好きすぎて全部語ってしまいそうになります。

とにかく、主人公だけじゃなくて、共演者の心の素敵さもこの作品の見どころですので、ぜひ意識して読んでみてください。

特に野球部に所属している緒方のエピソードが好きです。

この作品は全12巻と少ない中に、いろんな人の感情の変化が読み取れるように構成されています。

すべてがストレートに気持ちを伝えずに、その気持ちを表現するという神業をぜひ楽しんでみてくださいね。

意外にかっこいい大和圭介の父

ここはかなり個人的に好きなポイントじゃないかなと思っていて、他の記事では取り上げている人は少ないように思います。

この大和圭介の父が、どうしようもなくかっこ悪いおっさんなんですが、こういうおっさんになるのもアリじゃないのかな?と思っています。

あだち充作品の真骨頂、見た目がすべてじゃない、目に見えない人の良さがこの大和圭介の父に象徴されているように見えるのです。

いい歳してナンパしまくる親父。

和菓子屋の経営なんてどうでもよくて、息子のために反面教師になることで自分の役割を割り切っているところも私は魅力的に感じるポイントです。

すべてのキャラの中に、あだち充本人が混ざっているから垣間見えるのかもしれません。

恋のライバル中西弘樹の変貌

この後半のクライマックスへの伏線として、変化ポイントとなるのが水泳の日本記録保持者であり、恋のライバルとなる中西弘樹の変貌です。

この設定が一気にラストへと導くきっかけになっていて、物語を引き締めていきます。

すべてを手に入れている完璧な人物としては、これほどの人物はいないと思えるけれど、魅力は大和圭介の方に感じるのは私だけでしょうか?

みんな、完璧な人物になることほどつまらないものはないと、心の奥底では感じるものがあるのではないかと思います。

作品の中では、控えめに言って無口でぶっきらぼうなさえない普通の男の方が、実は魅力的なんだというところに、自分をオーバーラップしてしまえるからこそ、この作品に魅了されるのかもしれません。

生涯何度読んでも楽しめる『ラフ』ですので、全巻まとめ買いすることをおすすめします。

【ラフ】実写版の映画を観たレビュー

はっきり言って、私は実写版の映画を観るのはおすすめしません。

マンガが完璧すぎるからです。

正直な感想ですが、マンガを読んでしまうとがっかりする人も多いと思います。

この最高傑作のマンガの内容を、2時間の枠内におさめるのは無理がありますよね。

あえてこの実写版の魅力となるポイントをあげるならば、

  • 長澤まさみが可愛いすぎる
  • スキマスイッチの挿入歌

長澤まさみが可愛いすぎる

二ノ宮亜美の可愛さを幻滅させない長澤まさみを採用したキャスティングは、唯一この映画のいいところです。

ショートカットが似合うし、スタイルもいいので長澤まさみの可愛さを楽しむという目的であれば観るべしですね。

スキマスイッチの挿入歌

ストーリーがラフじゃなかったら、良かったのにと残念に思ったくらいスキマスイッチの挿入歌が良すぎます。

楽曲がピッタリハマっているんですがね。。。

ごめんなさい。

もう、原作を好きすぎてダメ出ししかできないんです。

あえてマンガ、実写版も両方見たいという場合には、実写版の映画を観てからマンガを読む方がおすすめです。

U-NEXT31日間の無料トライアルで視聴できるのですが、『ラフ』だけに限らず作品ごとに配信期限がある場合が多いので、あくまで参考にリンクだけ貼っておきます。

調べると今なら『実写版のラフ』も見放題の対象になっているようですね。

何度も言うようですが、決してマンガを読んでから実写版の映画は観ないでください。

マンガは、大人買いすべき名作ですのでぜひお買い求めくださいね。

この作品のお得な楽しみ方
✔︎このマンガはAmazonで大人買いするのがおすすめ
 読んで損なしの最高傑作です
✔︎実写版の映画は、賛否両論あります
 私はマンガが完璧すぎておすすめしませんが、U-NEXT31日間の無料トライアルを利用すると、無料で観ることができます※記事を書いたときの情報で、配信期限があったりしますので一応調べてね。

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