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今回は、ちょっとなつかしいマンガをご紹介します。
『北斗の拳』です。
この作品に出会ったきっかけはアニメからでした。
「お前はもう死んでいる」
「アータタタタタタタタ!アタァ!」
北斗神拳伝承者のケンシロウがとにかく強い!
ストーリーが面白いし、何度見ても泣ける場面がある思い出の作品です。
当時のアニメでは、秘孔を突かれた敵の体が爆発するように弾けて死ぬ場面が、子供によくないと批判が起こっていました。
少年マンガの中では、異質とも言える画力で印象深い思い出の作品です。
『北斗の拳』は原作では全27巻。
シンとのリベンジから、血はつながっていないが北斗神拳の兄弟子ラオウとの戦い。
そして、ラオウの故郷でラオウの兄カイオウとの戦い。
最後の章ではラオウの息子リュウに北斗神拳を伝承すべく旅で幕を閉じます。
当時はブルースリーの人気の影響もあって、主人公のケンシロウはどこかブルースリーに似ているし、筋肉美もブルースリーを意識したと私は思っています。
ブルースリーのパンチやキックの速さは、今観ても凄いです。
このブルースリーを見て、ケンシロウを見るとなるほどなと思えるはずです。
北斗の拳の魅力は、一言で言うと戦う男の格好良さと、戦うしか道のない運命に翻弄されながらも、ケンシロウを取り巻く戦う男たちの哀しみと愛情の深さに心震えて泣けます。
今回は【北斗の拳】の漫画を読んだレビュー
そして、当時衝撃的なアニメを観たときのレビューを書いてみたいと思います。
【北斗の拳】敵がそれぞれ個性的でかつカッコイイ
『北斗の拳』の主人公は、ケンシロウという北斗神拳伝承者。
この北斗神拳というマンガは、ケンシロウだけに限らず、出てくる敵がすごい個性があり、魅力的で格好いいキャラが多いのが特徴です。
それぞれ背負うものを持ちながら戦う姿に魅了されるのは、わたしだけではないはずです。
私が好きなキャラをいうと。
レイ、ジュウザ、サウザー、トキ、ラオウ、みんなそれぞれに魅力的な個性がある。
特にラオウの死に際の一言は名言。
「我が人生に一片の悔いなし」
拳を天に突き上げ息絶える姿。
当時、男が男に憧れる死に方に心震えましたね。
【北斗の拳】漫画を読んだレビュー
この作品の読みどころは、随所に盛り込まれた感動するストーリーです。
ただ単に戦って殺し合うという漫画の枠を超えた魅力が、まさにこの感動させてくれるストーリーにあります。
戦う男たちが秘めた思いの深さや、死に際に見せる優しい表情。
本来の優しさが垣間見えた瞬間に男は弱い、つくづく思う。
戦う鬼と化していた姿が仮の姿であり、本当の姿が表情に現れた瞬間、ドバドバァーっと涙が出てきて止まらなくなります。
そして、それぞれのキャラの最後のシーン、どうしても死が演出されると泣けてしまう。
特にレイの最後、サウザーの最後、アインの最後。。。
思い出して思わず涙ぐみます。
そして、戦いのシーンでもグッとくるものがあって、トキとラオウとの戦いもそうですし、ラオウとケンシロウの戦いのシーンもかなりヤバイです。
大人になり改めて読んでほしいマンガとして、北斗の拳は最高の作品です。
北斗の拳のストーリーを大きく分けると3つになります。
- 第一部:シンとの戦いからラオウとの戦いまで
- 第二部:修羅の国でのラオウの実兄カイオウとの戦いまで
- 第三部:ラオウの息子リュウを北斗神拳継承者にする運命的な旅
この3部門に分かれたストーリー展開になっています。
主人公ケンシロウの特徴である胸に7つの傷。
北斗七星の配置で傷がありますが、これは南斗聖拳シンがつけた傷です。
最初、ケンシロウはシンに敗れ、このような傷をつけられます。
この北斗七星との関連性が凄く面白いのですが、非常にインパクトがあったのが死兆星という星です。
死が近いものに見えてしまうという不思議な星で、物語の伏線に随所で使われていて、この死兆星が感動させる前準備的な役割を持っています。
あんまりストーリーを深掘りしてお伝えするのはやめておきたいですね。
何より【北斗の拳】のこの何度も泣ける感動を味わってもらいたいからです。
とにかく、この死兆星が作品の面白さの重要なファクターとなっていることは間違いありません。
このストーリーのステージでは、圧倒的な強さを持つカイオウの存在が際立ちます。
唯一このカイオウを倒せる秘密を持ったのがラオウであり、修羅の国の伝説としてラオウが現れることを期待して待っている人々がいたんですが、現れたのはケンシロウでした。
なぜラオウじゃなければいけないのか?
このストーリーの鍵は、なぜラオウじゃなければいけないのか?にあります。。
ケンシロウの覚醒と圧倒的に強いカイオウとの戦いの場面は必見です。
そして、死んでもなお影響力のあるラオウの存在が、この章を引き立てているのは間違いないですね。
ここまで来ると、ラオウが魅力的すぎて隠れ主人公であることもわかってきますよね。
本当ならば、ラオウが北斗神拳継承者となるはずだったのが、ケンシロウが継承者となり、そして、最終的にラオウの息子であるリュウにその北斗神拳を継承者する。
この設定を書いている今も、込み上げてくるものがあります。。。
そして、この物語の最後のケンシロウの言葉が、ケンシロウという存在を最大限表現した言葉で締めくくられるのです。
「俺の墓標に名は要らぬ」
この哀愁の極み。
全巻読んだものだからこそ味わえるこの言葉の深みを、ぜひ味わってもらいたいです。
【北斗の拳】アニメを観たレビュー
私がおすすめするのは、マンガを全巻読むことです。
アニメは、それから楽しんで観るというのがおすすめ。
正直な感想ですが、声優が絶妙にうまい配役になっていると思います。
原作以上に魅力を引き出している声優陣の力量という点も、この作品の見どころです。
このアニメですが、見どころとなっているのは次の3つです。
- 主題歌の格好良さ
- 北斗の拳の魅力を倍増するナレーション声優の千葉繁の存在
- アニメだからこそ凄みが増す北斗百裂拳
北斗の拳の主題歌は有名ですよね。
「 youはshock!愛で空が落ちてくる」
愛で空が落ちてくる?よくわからない歌詞でしたが、北斗の拳の世界観に合う主題歌でした。
私は、トムキャットの主題歌がめっちゃ好きでしたね。
このYouTubeで流れる映像は、昔の懐かしい動画です。
最近では、アニメ「真・救世主伝説 北斗の拳」の映像が新しくなっていて凄いです。
真救世主伝説 北斗の拳は、全5作からなるアニメシリーズです。
- 第一部 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
- 第二部 真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝
- 第三部 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章
- 第四部 真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝
- 第五部 真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝
声優人がガラッと変わっているので、新鮮に感じる作品になっています。
ユリア伝は、U-NEXTの31日間の無料トライアルで観ることができるようですね。
オリジナルのアニメに戻りますが、北斗の拳の魅力を倍増しているのがナレーション声優の千葉繁氏の存在です。
もうめちゃくちゃなテンションでナレーションしているので、面白くてたまらないですね。
特に次回の予告の時のナレーションが面白かった思い出があります。
みなさんもナレーションを聞くとその魅力がすぐわかると思います。
この千葉繁氏の代表作は盛りだくさんですが、私の世代で有名な作品は、
- 緑山高校の二階堂
- ONE PIECEのバギー
- 天才バカボンのレレレのおじさん
- ハイスクール!奇面組の一堂零
- タッチの南の愛犬パンチ
- ドラゴンボールのピラフ、ラディッツ
この経歴を観ると一目瞭然です。
あぁ!!!あの!
て思いますよね?
脇役なのに個性が強すぎるキャラばかり。
この主人公以上を超えてくる声優、千葉繁。
そのレジェンドがナレーションを担ってる北斗の拳のアニメは必見です。
この凄さは、文字では表現できません!
ルフィのゴムゴムのジェットガトリングは、北斗百裂拳をオマージュしてそう。
アニメでは、「アタタタタタタタタタタタタ」の表現でその百裂さを倍増していて凄みが増しているので、子供ながらすげーって思ってました。
それくらい当時のアニメの中では、斬新な連続パンチだったです。
マンガの場合、動きがない分、アニメでは、漫画で伝えきれない力強さが溢れ出るんです。
私は、冒頭でもお伝えした通り、出来ることならマンガを先に全巻読む方をおすすめです。
『北斗の拳』は、U-NEXTの31日間の無料トライアルを利用すると無料で視聴できるのですが、『北斗の拳』だけに限らず作品ごとに配信期限がある場合が多いので、あくまで参考にリンクだけ貼っておきます。
調べると今なら『北斗の拳』も見放題の対象になっているようですね。
私の楽しみ方は、原作漫画を読んでからのアニメです。
どちらも面白い作品であることに間違いはないですので、休日に触れる懐かしい作品として参考にご紹介させていただきました。
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