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副業でiPadブロガーとしてこのサイトを運営しておりますが、本業は会社員です。
40代ですが、29歳で工場長になってからのマネジメント歴は17年になります。
ぁ!年齢がバレますね(^^)
私が最初工場長になった29歳のとき、それはそれはとてもひどい経験を繰り返してきました。
毎月のように部下が辞めていくのです。
29歳ですから、もちろん年上の部下もいました。
正直言ってやりにくくてしかたなかったです。
今でこそ言えることですが、パワハラ満開で部下に指導してきたバカな管理者でした。
何をどう教育しようが、部下は言うことを聞かないのです。
しかも同じミスを繰り返すから、余計に激しく叱りつけることも多々ありました。
しかし一向に解決することはありませんでした。
1冊の本に出会うまでは。
今回は、部下が言うことを聞かない理由と対処法について解説します。
はっきりいってこの悩みは一発で解決します。
明日から使える方法ですので、すぐに実践してみてください。
最後まで読んでいただけると、明日から部下との接し方が変わります。
そして、劇的に私を変えてくれた1冊の本もこの記事の最後でご紹介したいと思います。
部下が言うことを聞かない原因は2つだけ
部下が言うこと聞かない原因は2つだけです。
- あなたが教育しようとするから
- 言うことを聞かない部下だとあなたが思っているから
最大の原因は、あなたが部下を教育しようとするから言うことを聞かなくなります。
なぜなら、有用感を得られないからです。
- あれをしてはいけない、これもしてはいけない
- どうしてこんなこともできないのか?
- なぜ相談しないんだ!
- 失敗させないために俺は教えているんだ!
- 言った通りなぜしないんだ!
言葉の強さは別にして、このような内容を元に教育しているつもりなら、あなたの教育が間違っています。
この言葉を受けた側は、有用感を得られないからです。
では、有用感とは一体なんなのでしょうか?
自分という存在そのものが必要だと認めれられていると実感できることです。
私たちは、教育というやり方を間違って教えられて育ってきました。
その間違った教育で自分が育ったつもりで、同じように教育していることがそもそものまちがいです。
あなたが教育しようとするからいけないのです。
あなたが考える教育は、上から目線。
いつも出来ないことや欠点にフォーカスしていて、見つけたら教育する。
失敗させないために教育しているんだとあなたは思っているはずです。
だから出来ていないことや欠点を見つけてやって教育しているのだと。
この考え方でいる限り、部下はあなたの言うことを聞かない現状から変わることはありません。
この原因については、あなたにとって理解しがたいことかも知れません。
もし、受け入れがたいと感じるのなら、読み飛ばしてもらっても構いません。
一つ目の原因だけでも、部下の教育の問題の理解はできるからです。
しかし、人生におけるいろんな問題の根本原因が、この原因にあるとしたらあなたはどうしますか?
ここは、自由に選択していただいて構わないです。
結論をいうと、あなたが思ったことが現実になる世界で生きているということです。
この思ったことが現実になるということを本当に理解できると、人生における様々な問題を解決することができるようになります。
今回の『部下が言うことを聞かない』という問題も解決するようになります。
あなたが『部下が言うことを聞かない』と思ってしまうと、また『部下が言うことを聞かない』と思うことが現実になります。
ですから、思ったことが現実になるために、部下が言うことを聞かなくなるのです。
部下が言うことを聞かない悩みを一発で解決する方法
今すぐにこの悩みはなくなります。
あなたが悩むと、悩む現実がまた起こるだけです。
だからまた悩みます。
それを永遠と繰り返すのです。
悩むということは、何も変わらない時間です。
何も変わらないということは、悩むあなたであり続けることになります。
この悩みを一発で解決する方法は一つです。
もう悩まないと決めることです。
たったこれだけです。
何が言いたいのかというと、悩んでいる時間ほど無駄な時間はないと知ってもらいたいのです。
今までのやり方で頑張ろうとするからうまくいかないだけです。
だったら変えればいいのです。
自分の中で変えるだけです。
そしてうまくいかないと思うなら、また変えればいいのです。
それの繰り返しです。
部下が言うことを聞かない対処法も2つだけ
とはいえ、具体的な対処法を知りたいですよね?
部下が言うことを聞かない対処法も2つだけですので、今すぐにできます。
- 失敗させてあげればいい
- アドバイスは『目的を理解することだけでいい』という1点だけ
あなたは、部下が失敗することで、自分の教え方に問題があるという評価をされたくないから、部下が失敗しないように教育しているのです。
決して、部下にためになると考えているからではないからです。
あなたはもちろん否定するはずです。
私があなたを否定しているからです。
それは承知の上でご説明しています。
本当に部下にためになることは、たくさん経験することです。
たくさん失敗することです。
人は、失敗から学ぶことの方が大きいからです。
また、失敗を多く経験しているほど、良い教育者になれるからです。
会社の未来を考え、部下の未来を考えるなら、部下にはたくさん失敗してもらった方がいいのです。
ですから、部下が言うことを聞かないのなら、言わなければいいのです。
何も言わない。
もし、聞いてくれば、アドバイスはしてもいいでしょう。
ただし、選択肢の一つとして伝えるだけであり、選択するのは必ず部下に判断する進め方をします。
そこには、自分で決めたことで結果を受け入れるプロセスが重要だからです。
あなたがこうしろ!と決めつけると、うまくいかなかったときはあなたのせいにするようになるし、うまくいってしまうと自分で考えずにあなたに頼ろうとするようになります。
こうなると、部下のためにならないからです。
もしアドバイスするなら、一つだけにしましょう。
本質的なことです。
何事も目的を理解して対応すること。
たったそれだけでいいのです。
目的さえ理解すれば、どのように到達するかは放っておいても必ず到達できるからです。
山登りでいうと、この山の頂上が目的でだと理解すれば、どのルートを通ろうが頂上に辿り着けます。
仕事において問題化するとき、よくあるのが目的を理解せずに対応するから問題になります。
特に経験が浅い時ほど、この目的を理解せずに起こる問題が非常に多いです。
目的を理解していないから、違う山へ向かったり、海に向かったりわけがわからん結果になってしまったりするのです。
ですから、目的を理解できているかどうかをあなたはそっと見守り、部下が目的を理解できることをアドバイスするだけでいいのです。
そして、ただただ経験をさせてあげればいいだけなのです。
いかがでしたでしょうか?
やることはとても簡単です。
- 失敗させてあげればいい
- アドバイスは目的を理解することだけでいいという1点だけ
この2つだけを実行すれば変わります。
ぜひ実践することをおすすめします。
最後に、どうしようもない最低な工場長だった私を劇的に変えてくれた1冊の本をご紹介して終わりにします。
カーネギーの『人を動かす』という名著です。
この中に有用感について詳しく説明されており、人はどうすれば動かすことができるのか、マネジメントをする人にとって有益な本質を教えてくれます。
これを知らないままマネジメントする人は、辞めた方がいいとさえ今は思っています。
それくらい人を、生かしも殺しもする重要なスキルだからです。
この1冊は、購入してお手元に置いておき、何度も何度も読むことをおすすめします。
あなたのマネジメント力を左右する本です。
あなたはどちらを選びますか?
この自分への投資を、高いと判断するのか安いと判断するのかはあなた次第です。
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