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こんにちは!
れおるーく(@leoruuku)です!
今回は、最近のベストセラー戦略について書いてみたいと思います。
結論を言いますと、少し残念な方向性の戦略になっていると感じました。
たぶんAmazonさんも対策してくるだろうなと思います。
最近流行りのベストセラー戦略とは?
最近やたらとベストセラー作家が続出していると思いませんか?
「すごい人が増えたものだ」と素直に驚いたし、凄い時代になってきたなと思っていたのですが、どうもカラクリがあるようです。
結論を言いますと、現在のKDPのカテゴリー審査が甘すぎることが原因で通用しているだけの戦略であるということ。
Kindleストアをみるとすぐにわかることなので、簡単に説明しますね。
簡単に言うと、本の内容とは合致しなくても、「強豪が少なく」「TOPの総合ランクが弱いカテゴリー」を選ぶことでベストセラーになりやすくなります。
やり方はおそらくこんな感じです。
- 各カテゴリーのランキング1位をリサーチする
- Kindleストア総合ランキングを確認する
- ランキング1位の総合ランクが低いカテゴリーを選ぶ
たったこれだけですね。
例えばですが、私が今からこの戦略を活用するならこんな感じで進めます。
❶各カテゴリーのランキング1位をリサーチする
強豪が少なさそうなカテゴリーをチェックします。
Kindle本→趣味・実用→華道のカテゴリーをみるとビックリです。
上位表示作品のテーマがこんな感じなんです。
1位:新NISA関連作品
2位:Chat GPT関連作品
3位:AIエロ作品
4位:AIエロ作品
これはひどいですね。。。
華道関連の本を読みたい読者側の視点で見ると、うんざりしますよね。
とはいえ、出版社側としては、ブルーオーシャンなわけです。
こういう穴的なカテゴリーを探してチョイスすることで、ベストセラーになる確率は高まります。
❷ランキング1位作品のKindleストア総合ランキングを確認する
例えば、この華道カテゴリーで1位になっている作品のKindleストアでの総合ランキングを確認すると
19,054位ということがわかります。
これは、販売ページに掲載されているので誰でもチェックできます。
例えば、私の作品の中で1万位未満の作品、「億を稼ぐ」でカテゴリーを「華道」で申請すれば余裕で1位になれますね。
こういう「カラクリ」でベストセラーが続出しているのが現在のKindle出版の現状です。
今後予測されるAmazon側が考えること
今後、Amazon側でこのカテゴリー申請における改善策が実行されることは間違いないでしょう。
Amazonの経営理念で明言していること
地球上で最もお客様を大切にする企業
だとするならば、これは見過ごさないでしょうね。
カテゴリー選定について
私自身、適切なカテゴリー選定ができているのか?と問われると自信がないですね。
カテゴリー選びは本当に難しいです。
とはいえ、上記の例のようなあまりにもかけ離れたカテゴリー選定はいかがなものか?
逆に著者への信頼性を損なうようなことになってしまわないかな?とか心配ですし、そうなると長期的にはマイナスになるので、それはそれでリスクのような気もします。
稼ぎたい欲と、信頼性担保とのシーソーゲームのようにも感じますね。
あとは、これが乱立すればベストセラーの値打ちが下がる気もします。
最終的には、Kindle作家の値打ちも下がるみたいな悲しい結末も予測されますね。
なんかそれは嫌だなぁ。。。
みんな一生懸命頑張っているんだもん。
Kindle作家という個人作家のクオリティを上げて認知度高めていきたいですよね。
なんかモヤモヤする状況になっているなと思ったので書き綴ってみた次第です。
以上、れおるーくでした。